平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
伸榮産業株式会社は、2017年9月1日に創業50周年を迎えることができました。
この記念すべき50年という節目の年を迎えることができましたのも、永年にわたりご愛顧いただきましたお客様ならびに当社の事業に力をお貸しいただいたお取引先様のご指導ご支援の賜物であり、厚く御礼申し上げます。また、50年という歴史を共に歩んできた全社員にも、感謝します。
当社は、1967年9月にマミノ産業として創業し、1975年3月に伸榮産業株式会社として法人化しました。その後、高度経済成長と公害問題、ITバブルと弱電メーカーの躍進、近年では世界金融危機や東日本大震災など、いくつもの時代の節目を見つめながら、常に時代のニーズに沿った製品を創造してまいりました。
50周年を機に、新たなる50年に向けての第一歩として、次代を担う人材の育成と活気ある会社づくりに役員・社員が全力を挙げて取り組むとともに、改めて創業の初心に戻り、「エンジニアリング企業」としてお客様にご満足いただける商品・サービスのご提供に取り組んでまいる所存です。
皆様には、今後とも変わらぬご指導ご支援を賜りますよう、
心からお願い申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
おかげさまで、当社は本年9月1日に、創業50周年を迎えることができました。
永年にわたりご愛顧いただき当社を支えてくださったお客様、数多くの困難を共に乗り越えてきたお取引先様、そして志を同じくして50年間共に歩んできた全社員にも、心より御礼申し上げます。
50年という年月の移り変わりの中で、我々は常に時代に沿った新しい製品を開発し、ご提供してまいりました。今また時代は変わり、ICTやIoT、AIといった技術が様々な業界で普及し始め、製造業においても大きな転換期を迎えつつあります。
当社の最大の財産は「人」です。当社には、経験豊富なエンジニア、卓越した技量を持つモノづくり職人たち、そして常に最高の製品を生み出す風土があります。50周年を機に、社員全員が次の50年に向けて「大きなビジョン」を描き、エンジニアリング企業として「革新的製品の開発」を目標に取り組んでまいる所存です。
皆様には、今後とも変わらぬご指導ご支援を賜りますよう、
心からお願い申し上げます。
1967 | プラスチック加工品及び、理化学機器の販売を主目的に「マミノ産業」の商号で大阪市天王寺区大道4丁目5番5号にて発足。 |
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1969 | 理化学機器の市場拡大とともにプラスチック加工・ステンレスなどの金属加工の需要増に応えるため、大阪府東大阪市楠根2丁目117番地に工場を拡大移転。 |
1973 | 理化学関係のほか、公害処理装置・公害試験測定装置など公害関連機器の製作販売に進出。さらに研究用テストプラントなど、実験設備分野拡大に伴い、営業・工場部門間の情報の緊密化を図るため事務所を大阪府東大阪市楠根2丁目117番地に移転。より一層の社業発展を願い商号を「伸榮産業」に改称。 |
1975 | 伸榮産業株式会社に社名を変更し、法人組織に改組。 資本金500万円。 大型デシケーター、油分測定用ノルマルヘキサン回収装置など理化学汎用機器の開発を推進。 |
1978 | 省力化機械、テストプラント設計製作、基板用調節検査治具・各種組立治具及び理化学汎用機器の製作などに当るが、取扱い品目増大のため手狭となり、大阪市鶴見区茨田浜1147番地に社屋移転。資本金を1,000万円に増資。(増資額500万円) |
1982 | さらなる品質向上のための新設備の設置及び近代化機械導入の必要性、それに伴う人材の育成充実、また組織の活性化を図り、さらに今後の業務拡張に備えて、大阪市鶴見区今津南2丁目10番12号に社屋移転。自社の初カタログ「SHINTEC」発刊。クリーンブースおよびクリーンブース関連機器設備の開発製造を始める。 |
1985 | 基板実装用工場向け自動半田装置の前後装置を開発、商品化。マウントコンベアーSMC-3000T-TYPEとして標準化、発売開始。資本金を2,000万円に増資。(増資額1,000万円) |
1991 | 資本金を4,000万円に増資。(増資額2,000万円) |
1992 | 自社オリジナルのアルミフレームによるクリーンブースおよびクリーンブース関連機器設備の開発製造を始める。 |
1993 | 販売会社として㈱シンエイジャパンを設立。特殊セラミックの開発・販売。 |
2001 | IT関連周辺機器需要拡大に伴い、大阪府大東市新田西町1番10号に社屋新設移転。 |
2002 | ISO14001取得。 ウェハ搬送ワゴンを開発。(ローム㈱との共同特許) |
2003 | ISO9001取得。 |
2006 | 関東営業所を開設する。 |
2012 | 増員のため、関東営業所移転。 |
2013 | 再生医療の研究に使用するアイソレーターを開発し、ライフサイエンス(医薬・製薬)関連設備分野への新規参入。 公式WEBサイトを全面リニューアル。 |
2014 | 大阪ものづくり優良企業賞2014受賞。大阪府からものづくり補助金対象企業に採択され、「低温ブース」の開発。 総合カタログを全面リニューアル。 |
2016 | 初めて海外展示会に出展。(ベトナム「メタレックス」) |
2017 | 創業50周年を迎える。 |
創業当時の会社にて
当時の今津工場
創業メンバー3人、社員旅行にて。
油分測定用ノルマルヘキサン回収装置
代表製品/クリーンブース
新社屋・工場(現在)の地鎮祭
本社に近い近畿エリアに集中していますが、全国どこでも伸榮産業の製品が活躍しています。お客様の役に立つため、今日も営業たちが全国を飛び回っています!
国内だけでなく海外の現場でも伸榮産業の製品は使われています。近年、増えてきている海外からの需要に合わせて、当社コーポレートサイトは英語・タイ語・ベトナム語の多言語対応をしています。
当社の製品の多くは特注製品であるため、お客様のニーズを伺って製作しています。その中でアイデアを得て標準製品を生み出してきました。そして、今後もどんどん増やしていきます。
クリーンブース製作を手掛けて早35年。過去5年間、販売したブースの容積を合わせるだけでなんと大阪の大名物「海遊館」の全水槽※と肩を並べるんだとか。次は何を超えるか楽しみにしてください!※屋内水槽基準 約11,000t(Wikipediaより)
日本企業の女性の管理職割合平均が6.6%※、当社の管理職の25%が女性。(男性9名、女性3名)つまり、意思と能力があれば性別は関係ないと思っています。男女でなく、「ひとりの人」としてみる職場づくりに日々心がけています。※帝国データバンクWebサイト(2016年)
社内調査で気づきました。伸榮産業には5月に誕生日の社員がいません。毎月、お互いに「おめでとう!」と言い合う楽しみが5月にはなかったのです。なので5月の誕生日の方、絶賛募集中です!
世間の平均残業時間、「月47時間※」に比べても当社の残業は基本的に少ないです。残業が必要な時以外、普段は仕事を終えたらゆっくり家族とご飯を食べたり、友達と交流したり、勉強したり、社員皆が豊かな人生を送れるように願っています。※Volkersサイト2016年レポート基準
人の50歳は、天が与えた使命を自覚する時期という意味で「天命」と呼びます。伸榮産業の50年もまさにその時期。研究開発・生産現場の設備・機器のメーカーとして日々進化していくことと、当社の製品で世の中に貢献することを私たちの天命だと思っております。
50周年企画 社内イベント
「SHIN-EI MUSEUM」
社長×専務インタビュー
「伸榮産業、50年の歩みを語る」